iOS/iPhone/iPad/watchOS/tvOS/MacOSX/Android プログラミング, Objective-C, Cocoa, Swiftなど
以前のWWDCでは、Cocoaの変更内容を『Cocoa Update』という名称で発表していた。近年では『What's New in Cocoa』という名称で発表されていたが、今年のWWDCのセッションにはCocoaという用語が使われているものがない。Apple Developerサイトを確認しても、Cocoaという用語を見つけることが困難だ。
理由は色々あるだろう。以前はAppleのフレームワークの概念の理解させていということでCocoaという名前で説明していたが、もう、Cocoaという名称で設計思想を啓蒙する必要がなくなったということだろうか。
Cocoaと呼ばれていたフレームワークの基本的な考え方をApple Developerサイトから入手できた『Objective-Cプログラミングの概念(CocoaEncyclopedia.pdf)』の目次から拾ってみる。
WWDC20の『Platforms State of the Union』から、フレームワークの更新に相当するものを抜き出してみる。
もはや、Cocoaという用語が通じない世代の開発者も存在していると思うので、世代間ギャップを感じる。