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Chrome Tech Talk Night #3に参加してきた。
今回のChrome Tech Talk Night #3は、先日開催されたGoogle I/O 2012のChrome Extension関連を抜き出して、日本で再演する、という意図で開催されたイベントだ。
そもそも、Extensionsとは?だが、HTML/CSS/JavaScriptを使って、クライアント側のWebブラウザを拡張するモジュールの事で、著名なものとして、Safari ExtensionsとChrome Extensionsがある。
APIを統一して欲しい!という気持ちがあるが、近年のスマートフォンのネイティブ・アプリケーションのことを考えると、APIの統一は制作者側の問題で、ユーザにとってはどうでもよく、より良いユーザ体験を実現する為には、そのプラットフォームの能力を最大限発揮できるAPIが望ましいので、仕方がないのかな?
さて、今回のセッションの内容を簡単にまとめると、以下のとおり。
以前のExtensionsのAPIだと、普通のExtensions開発者へのセキュリティやリソース管理に対する負担が多きかったと考え、次のManifest Ver.2では改善する。ただし、徐々にだが来年、今のManifest Ver.1の対応は止める。つまり、動かなくなるという事。
これは、将来、スマートフォン版ChromeのExtensions対応も考慮に入れた判断。
次に、Chrome Appsが変わるというお話。開発中だが、ネイティブ・アプリと遜色ないChromeアプリケーションが開発できるように努力しているということ。
二つともだが、今回の変更等で都合が悪い開発者があったらフィードバックが欲しい。今後の開発の参考にしたいという事だ。