iOS/iPhone/iPad/watchOS/tvOS/MacOSX/Android プログラミング, Objective-C, Cocoa, Swiftなど
これまでiOSアプリケーション開発をしてきた経験から、他でも使えるコードをパターン化して、新規プロジェクトの雛形となるコードを用意したので紹介する。
再利用可能なアプリケーションは、RFCViewerという名前で、GitHubから自由に入手できるようにしている。
詳細な内容は、今後、【Cocoa練習帳】で発表する予定だが、今回は簡単な概要を説明する。
このアプリケーションは、RFC-Editorのサイトからインデックスを取得して、インデックスに対応したRFC文書を表示するアプリケーションだ。
MVCのデザインパターンで実装されていて、M(モデル)に対応するのが、Documentクラスだ。RFC-Editorサイトの情報(URL)や、取得したインデックスやRFC文書を管理している。
Documentクラスについては、以前、mosa entranceで議論させていただいたのだが、そのとき、アドバイスをいただいた方々、ありがとうございます。
通信部分については、『iOS開発におけるパターンによるオートマティズム』のネットワークのパターン(コネクタとレスポンスパーサ)を参考にして、実際の開発現場で施したカスタマイズを盛り込んでいる。
大げさに感じる方がいるかもしれないが、一口に通信といっても、TCP/IPからBluetooth、外部機器等、様々で、それぞれ、デリゲートだったり、スレッド化したり、キューだったりと非同期/並列化の方法が異なり、それらと同じ構造で扱えるのが、このパターンの魅力だ。
この雛形アプリケーションを製作するにあたって、参考にしたサイトを以下の関連情報で紹介にしているので、参考にして欲しい。