iOS/iPhone/iPad/watchOS/tvOS/MacOSX/Android プログラミング, Objective-C, Cocoa, Swiftなど
Swift、それはプログラマに残された最後の開拓地である。そこにはプログラマの想像を絶する新しい文法、新しいフレームワークが待ち受けているに違いない。
これはプログラマ最初の試みとしてn年間の調査プログラミングに飛び立った、宇宙船Xcode号の驚異に満ちた物語である。
プログラマ35年定年説というのがあるが、それを超えて働いていると、様々な炎上プロジェクトに遭遇する。そこで知った興味深い事象について報告する。
プロジェクトが炎上すると、人を投入してなんとかするというのは常套手段である。そうやって間に合わない部分、足りない部分を助っ人達に作らせるのだが、炎上がなんとか収まると助っ人達は撤退する。その後は、元のチームのメンバーが助っ人達が作ったコードを保守することになる。
面白いのは、元のチームのメンバーに助っ人のコードのことを聞くと、酷い、というより、知らない、という反応を示すことだ。一切関わりたくないことのようだ。助っ人のコードが本当に酷いのかは分からないが、その後、元のチームのメンバーが、俺には関係ない!という態度で扱えば、そこからバグは発生する者だ。このコードはチームのお荷物となる。
興味深いのは、プロジェクトが長期の場合、元のチームのメンバーが殆ど入れ替わることは驚くべきことではない。でも、元も助っ人も関係ない彼らに助っ人コードのことを聞くと、俺には関係ない!という反応を示すことだ。
助っ人を投入する場合、チームの関係に気を使わないと、そのツケは長期にわたって払わないといけなくなるという、良い教訓だと思う。
今回、新たなスタイルに挑戦してみたが、自分にマサカリが飛んでこないことを願っている。