iOS/iPhone/iPad/watchOS/tvOS/MacOSX/Android プログラミング, Objective-C, Cocoa, Swiftなど
iOSもAndroidも、OpenGL ESから次の新しい描画エンジンへの移行を進めている。
Androidについては、GoogleがVulkan上にOpenGL ESを実装して、OpenGL ESの提供は続くようなので安心なのだが、iOSについては、AppleがOpenGL ESを非推奨となっているので、今後、利用できなくなっても不思議ではない。
そこで、cocos2d-xを利用している場合が対応方法を調べてみた。
macOSとiOSでVulkanのAPIを提供するMoltenVKを提供したMoltenの製品で、Metal上にOpenGLとOpenGL ESのAPIを提供している。
MoltenVKは、Khronos Groupと共同でオープンソースとなっていて、cocosのフォーラムでも協力者がいればMoltenGLのオープンソース化も検討していそうだ。
ただ、MoltenGLで、問題なく、OpenGL ESを利用しているアプリケーションがMetal対応になるかは、やってみないとわからないと思う。
cocs2d-x v3.17から派生したmetal-supportブランチで、Metal対応が進んでいる。
GitHubのIssuesでのやり取りも活発なので、metal-supportブランチが安定して成長するよう、一緒に貢献していくというのもありだと思う。